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1576日目 - 屋久杉の巨木と滝


朝9時に、お客さんをホテルに迎えに行く。
そのまま巨木の森へ向かう。
途中で紀元杉に寄る。
観光バスでたくさんの人が来る杉と、観光客が行かない杉の違いを感じてもらうために。

駐車場に着くと、車で一杯だった。
道路に止めて、歩く準備をする。
気温が低い。
海抜1350mは、寒いくらい。

ゆっくり一本ずつ巨杉を見ていく。
最初の杉から、お客さんは感動していた。
東京に住んでいるので、かなり詰まっている感じ。
仕事も、ものすごく忙しいらしい。

二番目、三番目と過ぎて、四番目の杉でストップ。
あまりの大きさに言葉もない。
高さと広がり。
これだけ巨大な杉は、屋久島でも数えるほどだろう。

幹の周りは、確かに縄文杉の方が大きい。
しかし、全体的な枝振りは、こちらの方が大きいのではないだろうか。
少なくとも勢いは、明らかにこちらの方に軍配が上がる。
ものすごく元気。

この巨木の森の、まさに四番バッター。
見ているだけで、気持ちが広がっていく。
些細なこだわりが消えてしまう。
自然の大きさが実感される。

五番目の杉は、枝に特徴がある。
直角に曲がった枝に雰囲気がある。
六番目の杉の近くに、巨大な瘤の付いた杉がある。
まるで蛇がトグロを巻いたような瘤。

最後の九番目の杉は、樹齢が三千年ほどもあるだろうか。
古木であり老木。
その悠然とした佇(たたず)まいは、不動の何かを感じさせる。
揺るぎない何か・・・

両手で、その巨木を感じてみる。
すると・・・
閉じている目の前がクラクラする。
意識が宇宙に吸い込まれそうな感じ。

巨大な巨大な杉の宇宙。
大きい!
すごい!
すばらしいスケール。

巨大な杉の宇宙空間。
圧倒的な迫力。
ものすごい存在感。
言葉もなく、その偉大さに感服するほかはない。

ゆっくりと杉の周りを一周する。
大きな瘤が三個付いていた。
この杉の特徴は、幹の太さ。
紀元杉に匹敵するほどのサイズがある。

そして何よりも、その風格。
見ているだけで、その存在感に圧倒される。
叡智を秘めた古木。
数千年を生きてきた屋久杉の老木。

お客さんは、しばらく動こうとしなかった。
このまま一日中、ここにいたい様子。
それほど魅力的な屋久杉。
屋久島でも銘木の一つだろう。

この森には、杉だけでなくモミやツガの巨木もある。
その大きさは、常軌を逸している。
大きい、大きい。
ものすごく巨大。

巨木の森という名前にふさわしく、次々と巨木が顔を出す。
にもかかわらず、人に会うことはない。
すばらしい自然を独占できる。
心ゆくまで堪能できる。

帰り道も、また巨木たちを眺めながら歩く。
行きとは違った角度から、巨木を楽しめる。
そんなに時間はかからない。
ハードでもない。

誰でも行けるところに、すばらしい巨木たちがいる。
しかも、観光客はいない。
最高の屋久島が、ここにある。
深い深い原始の森が静かに息づいている。

ヤクスギランドの建物で昼食。
しばらくすると、二人連れの中年の女性がやって来た。
喋っている言葉の訛(なま)りに聞き覚えがあった。
どこから来たのか尋ねてみると、やはり熊本だった。

バスでヤクスギランドまで来たとのこと。
帰りのバスを待っているところ。
しかし、まだ一時間以上もある。
これも何かの縁ということで、こちらの車で一緒に下りることに。

空港で二人を降ろす。
途中は、久しぶりに熊本弁を満喫。
故郷の噂もチラホラ・・・
懐かしく遠い故郷。

お客さんは、更に浄化した方がいい感じ。
少し遅いけれども、落(おとす)の滝へ向かう。
険しく危険な道を30~40分ほど歩く。
すると、目の前に滝が現れる。

この滝の特徴は、滝壺の美しさ。
滝壺の色は、ライトブルー。
何とも言えない美しさ。
この滝壺を見て感動しない人はいない。

神秘の滝という感じ。
一昨日、大雨が降ったので、滝は迫力があった。
圧倒的な勢いで流れ落ちていた。
これでは、とても泳ぐことはできない。

滝のミストを浴びながら、しばし休憩。
なんとも心地よい。
ここにいるだけで浄められる。
そして、癒される。

この滝を感じてみると、圧倒的なエネルギーが天から降り注いでいた。
ものすごい勢い。
こちらは、ただ圧倒されるだけ。
すばらしい自然の力。

滝を十二分に堪能して、ゆっくりと帰路に就く。
巨木の森と落(おとす)の滝で、今夜は熟睡できるだろう。
すばらしい自然のエネルギー。
すばらしい屋久島のパワー。

圧倒的な屋久島パワーに、お客さんは感動の極みといった感じ。
心ゆくまで堪能したという雰囲気。
まだ明日もある。
明日は、木霊の森へ行く予定。


『屋久島の 巨木と滝で 癒されて 心身共に 自然に戻る』


これが日記を書き始めて1576日目の心境。
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コメント

もしかしたら・・・

巨木の森の木々を守るために、
紀元杉は、人々の驚嘆の目をまともに背負っているのかも知れない。

バスで来れる場所は、
スター屋久杉になる好条件と、
屋久島の観光開発の人々は紀元杉に、
見学回廊まで作って、
縄文杉に次ぐスター屋久杉としました。

紀元杉も縄文杉も、
息も絶え絶えながら、
スターとして生きながらえている。

そのおかげで、
屋久島にある他の屋久杉は、
パワーを内包してのびのびとそそり立ち、
屋久島全体の大きなパワー、気の、
かなりの部分を担っている。

どちらがいいというのでなく、
屋久島全体のそれぞれの役目を、
それぞれが全うしているということでしょうか・・・。

まだ、巨木の森の木々が、
スター屋久杉とされる前に、
巨木の森を散策したいと願っています。

Re:1576日目 - 屋久杉の巨木と滝(04/26)

僕もガイドしていただいた時、静かで深い森、大きな杉に感動しました。
杉の穴の中に入ったり、幹の周りを一周したり。
あいにくの雨でしたが、そのおかげで、最後の杉のところで木霊の写真も撮れました。
人の自我に触れないところにある屋久杉、いつまでもそのままであってほしいです。

前回は滝に行ってないので、今度お伺いする時には滝めぐりをお願いしたいです♪


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Author:光のkimi
屋久島で、光のガイドをしています。
光の水晶のネットショップも運営しています。
2005年から、光の時代の光の日記を書いています。

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