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1832日目 - これからの教育(歴史)


これからの教育は、どうなるのだろうか。
具体的に調べてみよう。
まず、歴史から。
小学校では、社会に含まれるだろうか。

歴史とは、何か。
これに明確に答えられる人は、多くはないだろう。
なぜなら、歴史をそのように深く考えたことがないから。
ただ学校で教えられた教科書を歴史と思い込んでいるだけだから。

しかし、キリスト教徒とイスラム教徒では、まったく異なる歴史認識となる。
キリスト教でも、カトリックとプロテスタントやギリシャ正教では、また違ってくる。
立場が変われば、見方も変わる。
歴史とは、誰にも当てはまる正解が存在するとは限らない。

それは、歴史に留まらない。
栄養学の変遷もはなはだしい。
カロリーオンリーからビタミンへ、そしてミネラルへ。
学説は、変化してやまない。

物理学も、その時代の正解でしかない。
万有引力の法則は、ニュートンの時代では真理だった。
しかし、アインシュタインが出て、真理ではなくなった。
そのようなことは、後を絶たない。

戦前と戦後では、教育方針が180度変わってしまった。
鬼畜米英が、米英こそが民主主義のお手本となった。
しかし、その米英も今では時代遅れ。
イギリスはEUとなり、アメリカは崩壊寸前となっている。

この世の事象は、無常。
常に移り変わっている。
にもかかわらず、教科書には正解が書かれてある。
絶対不変の正解などあるのだろうか。

大切なことは、正解を覚えることではない。
そんな正解は、覚えた途端に時代遅れとなってしまう。
そうではなくて、学ぶ姿勢を身に付けること。
自分自身で学ぶこと。

では、新しい時代の歴史の授業は、どのようになるだろうか。
先ずは、小学校から自分史を書くことになる。
自分とは何か。
自分のバックグラウンドは何か。

自分は、どのような環境の下で成長したのか。
自分の構成要素は何か。
自分は、どんな影響の下に生きているのか。
そういうものを自分で調べることから始まる。

小学校の低学年から大学生まで、毎年、自分史を書く。
もちろん年毎にバージョンアップする必要がある。
そのためには、何が必要か。
自分の記憶だけでは、限界がある。

特に幼少期については、記憶も覚束(おぼつか)ない。
当然、父母や周りの人に聞くことになる。
聞いてみると、人によって自分に対する見方が異なることがわかる。
これまで気づかなかった、自分に対するそれぞれの見方を理解することができる。

それだけでなく、自分がどう見られているかということを知ることもできる。
それこそが、まさに自分の歴史。
意外なことに、歴史とは人それぞれの見方の集大成。
いろんな人の自分に対する見方の集大成が、自分史。

但し、いろんな見方をどのように編集するかによっても、自分史は変わってくる。
つまり、周りの見方と自分の考え方によって、自分の歴史はできあがっていく。
成長するに従って、周りの人からの取材は少なくなっていく。
しかし、毎年書く度に、書く本人の見方や考え方が違ってくる。

これまでとは異なる視点から自分を眺めるようになる。
そうなると、自分史もまた変化する。
編集者の意向によって、歴史は豹変する。
もちろん、生年月日や父母の名前は変わらない。

しかし、ある事件がどういう意味があったかということは、見方によって様々に変わってしまう。
歴史とは、そういうもの。
それを自分史を通して、身を持って学ぶことだろうか。
学校の教科書などは、単なる最大公約数に過ぎない。

自分史が一段落すると、次は父母の歴史を書くことになる。
それには、父母や周りの人に聞く必要がある。
それを通して、父母を深く理解することができる。
父母を理解すれば、我儘放題にはできなくなる。

父母の歴史は、三年に一度ぐらい書く必要がある。
成長すれば父母に対する見方も変わるので、一度だけでは足りない。
最低でも、小学校、中学校、高校、大学と書くことになる。
父母を理解することは、自分理解のバックボーン。

父母史が終われば、次は祖父母史ということになる。
祖父母が存命なら、その父母や祖父母についても歴史を書くことができる。
それは家族史であり、その延長線上には家系史も可能となる。
家族史が終われば、次は地域史が待っている。

地域史は、個人作業ではなくグループで取り組むことになる。
先ずは、地域の長老を訪ねる。
それから、地元の歴史資料館や考古学博物館などを見て歩く。
近隣の遺跡なども、自分の目で確かめる。

小学生で、学区の地域史を作ればいい。
中学生では、もう少し広い市区町村史ができるだろうか。
高校生なら、都道府県市が可能だろう。
大学生なら、全国史から世界史へと展開していくだろうか。

修学旅行も、自分で歴史を直に学ぶ機会へと変容する。
決まりきったところへ行く必要はない。
それぞれが必要なところへ行けばいい。
教師は、そのサポートをすればいいだけ。

お仕着せではない、手作りの歴史を作る。
すべては、自分史の延長線上にある。
地域が広がるにつれて、人だけでなく文献にも目を通す必要が出てくる。
そのようにして、歴史とは何かを直に体験することになる。

自分史を書いたら、お互いに発表し合う。
それによって、お互いを深く理解することができる。
それぞれを深く理解できたら、いじめも起きないだろう。
心身にハンディがある人のことを理解できたら、自然にサポートするに違いない。

道徳教育で教えられてやるのとは、まったく質が異なる。
上からの強制ではない、自発の行為。
理解から生まれる自然な行為こそが、真に価値のあるもの。
道徳や法律による強制は、人を偽善者にする。

人の深いところからあふれる出る豊かさというものがある。
それを引き出す教育こそが、真の教育と言える。
自分史の相互発表だけでなく、父母史や祖父母史も相互に発表する。
そうすることによって、更にお互いの理解が深まる。

父母史や祖父母史を作れば、それに伴い自然に社会の成り立ちも学べる。
自分の知らない出来事にも出会う、
そこから、また歴史に興味を覚えるかもしれない。
いずれにしても、自分を通して歴史を学ぶ。

歴史は、教えられるものにあらず。
自分で学ぶもの。
自分自身を通して学ぶもの。
多くの人の協力によって成り立つもの。

このプロセスを通して、自分理解が深まる。
家族の理解も深まり、家族の絆も太くなる。
クラスの絆も強くなり、地域社会の繋がりも自然に形成される。
何も教えなくても、みんな自分で学んでいく。

教師は、自分で学ぶ姿勢を応援すればいいだけ。
結果を評価しない。
もちろんアドバイスは役に立つ。
しかし、比較や競争の必要はまったくない。

それぞれのペースを尊重する。
できた順に発表すればいい。
一度には発表できないのだから。
早い遅いはあっていい。

自分史を作ることは、自分自身を見つめること。
自分を見つめることは、自分というものを理解すること。
それが、最も大切なこと。
自分自身の理解なくして、何の人生ぞ。

自分というものを理解しない限り、すべては砂上の楼閣。
思い込みによって成り立つ蜃気楼のようなもの。
いくら努力しても、すべては徒労に帰す。
死ぬ時は、この世のことは夢のまた夢。

自分を理解することが、自由に繋がる。
自分の潜在意識を理解しない限り、真の自由はない。
潜在意識は、幼少時に形成される。
それに多大な影響を与えるのは、父母を始め家族。

その家族史を作ることは、自分というものの真の理解に役に立つ。
家系史や地域史を作ることも、更に大きな自分のバックグラウンドを理解することに通じる。
そういう作業をすることの方が、単に年号を覚えることよりも遥かに意味がある。
それは、自分の人生そのものに影響を及ぼす。

いくら年号をたくさん覚えても、それが人生に影響を及ぼすとは考えにくい。
しかし、自分史や家族史や地域史は、計り知れない影響力を持っている。
それは、単なる歴史の勉強に留まらず、真の道徳教育であり、国語や社会であり、人間関係学すべてに通じる。
つまり、総合教育。

これからの時代は、総合教育の時代。
分化ではなく、トータル。
総合化、全体化の時代。
個から全体へ、すべてはそのように流れている。

自分という個でありながら、全体に繋がっていることを理解する。
個から全体へ。
教育もトータルな方向性を持つ必要がある。
そのスタートは、自分自身を理解すること。

自分自身を理解することが、人を理解すること。
人を理解することが、社会を理解すること。
社会を理解することが、世界を理解すること。
すべては、自分自身の理解から始まる。


『正解を 覚えるよりも 真実を 探る姿勢が 何より大事』

『教えられ 強制される 道徳に 真の価値など 露ほどもない』

『理解から 自然に起きる 行為こそ 内に秘めたる 人の豊かさ』

『己(おの)が立つ 基盤を深く 理解する 父母や祖父母や 地域の成り立ち』

『自分史を 自分で作る 自分とは 何かを深く 考えながら』


これが日記を書き始めて1832日目の心境。


☆ 「1831日目 - 大日如来」も同時にアップしました。



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コメント

Re:1832日目 - これからの教育(歴史)

自己理解を支える教育こそが、自己から始まり家族、共同体、世界へとつながる 深い気づきをもたらしうるのだろう…。

こんにちは

いいですね!
私はきちっとした歴史の授業を受けた経験があまりありませんし、
どういうのが基本的かも無知なので、あまりいえることもありませんが・・・

歴史も一部の切り取りみたいだなあ、そう、まるで医療のように感じていました。

その出来事、その人物を取り上げていくだけでは、見方に左右される出来事とか人物になってしまいますよね。
ただ、そこだけの視点です。
その歴史や人物を本当に理解したような気がしない、壁を感じてました。
伝えている先生の色もばっちり出ますし^^

人から見れば悪役である時代から見ればヒーローで・・・。
国から見れば貢献者で、他国から見れば滅亡させた人で。
そういう感じ。
そして、何かその連鎖にはまって、繰り返していることがある。

その出来事がどうやっておき、どう影響してきたか、
そういうのを本気の色眼鏡なしで、大きな視点からみれたら、
何か歴史という大切さと醍醐味、人の生きていくすばらしさがわかるようなします☆

そういう歴史を学んでみたい!と、
今年はちょうど、自分の地域の歴史と土地を静かに学ぶ予定だったので日記が新鮮です。

家族史もよいですよね、先祖の歴史、そしてその土地の繋がり、
自分のキャパシティみたいなものがぐーんと広がりせき止められない流れ継ぐエネルギーを循環させる気がします。

Re:1832日目 - これからの教育(歴史)(01/09)

そうそう、この日記でなぜか医療も浮かんだのですが
、統合医療の先生に昨年お会いしたのです。

統合医療、ってああ、こうなのか、これが統合衣装・・・とその先生にお会いしただけで感じいるものがありました。
その先生の意識が流れてきたのだと思います。

自分の中のすべてが、その先生と交流する感じで、止めるものがないのですね。

なんていうか、自分の歴史も、自身もバックグラウンドも・・・
ちがうな・・・それだけじゃないな、とにかく、何かを超えて、すべて・・みたいな。

実は東洋、西洋医学、民間、○○療法、いろいろな場をそれぞれ体験してきて、
どこかでまだ自身の流れをせき止めているのを感じていたのです。

統合医療、それは、3次元とかの問題ではなく、うまくいえないけれど、すべて!というかんじ。

その先生が存在しているだけで、信頼の中で選択できる、みたいな感じかな。
相談も必要なくなってしまう感じで(笑)

医療もいろいろな場があっておもしろいですね。
統合医療にもすごーーくひかれてます。
言葉だけでなく、その先生や医学、すべての存在を含めた感じの・・・。
私も学びたいなあ。

まずは、自身が、全体へ統合していくことですよね。
大人が、そうあることがまず第一というか・・・。

教育シリーズ、私にはかなり縁遠い存在でしたが、
なんだか、実はおもしろいです!

ベースの愛をいっぱい感じます。

真の教育

これからは豊かさの時代なのですね。

今までは物質や、数値に表れるものが豊かさの指標でもあったけれど、
それもなんか変だぞ、ということで、真の豊かさを!と、どんな分野にも出てきているけれど・・。
それは測れない。
だから目に見えて教えられない。だからみんなあやふやで。
結局自分自身の理解から湧き上がってくるしかないですよね。

私も本当は自身を通してはわかっていませんでした。

受験や教育も、多くの知識や細かいことを知って、
受験に会社につきたい仕事に選抜されるということでの勉強スタイルを主にしてきたのですよね。

そういう方向しか知らないと、これからkimiさんのおっしゃるようなスタイルになったら、一体なにするんだ?みたいな(笑)
感覚になるのですけれど、

よりその人が深く豊かな人生を送るために、
個人が体験し、気付いてくものを応援する教育ですね。

その専門分野の先生もいることで、どんどん活かされていく。
先生も自分の専門の押しつけでもなく、共に学んでいくんですね。

統合医療もきっと、そうなんですねー!
本当のその人らしさと豊かさを応援し、活かすのですね。

私、ずっと福祉の現場にて、その人らしさや真の豊かさを追求してきたんです。
それがどこにあるのか、どこかで学んだら見えてくるのか、ずっとそういう気持ちがありました。

結局、自身を見つめることによって、その深い豊かさが少しずつ感じられるように・・・
でもまだおぼろげです。

自身が理解されるほど、いろいろなものが鮮明に、そしてあふれるほどの豊かさと慈しみにきづくのでしょうね。

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プロフィール

光のkimi

Author:光のkimi
屋久島で、光のガイドをしています。
光の水晶のネットショップも運営しています。
2005年から、光の時代の光の日記を書いています。

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