昨日は、さわやかな秋晴だった。
海抜1400mの巨木の森を歩いた。
空気が澄み切っていた。
風も心地よかった。
巨木の森は、四季折々楽しめる。
今年は、たくさんのシャクナゲの花を見た。
今は、紅葉が真っ盛り。
冬になれば、雪景色も楽しめる。
常設の水晶祭りのガーネットのブレスレットにリクエストがあった。
リクエストしたのは、獅子座のえっちゃん。
さすがに、「8月生まれの私には似合わないのかな?」と書かれていた。
確かに、似合わない。
「でも、私が今ほしいパワー満載のように思います。」
とも書かれてあった。
確かに、今のえっちゃんがほしいエネルギーに満ちている。
ガーネットの解説文には、次のように書かれている。
『自信を失いかけている時に、初心の情熱を呼び覚ましてくれます。
自分を見失った時には、内なる炎を取り戻し、創造性を蘇らせます。
ネガティブなエネルギーを排出し、本来のバランスに戻します。
最近元気がない人、小さなことに思い悩む人、目標を見失った人に、お薦めです。』
今のえっちゃんは、このすべてに当てはまる。
求職中なのだが、なかなか仕事が見つからない。
子供のところに転がり込んでいるのだが、なんとなく肩身が狭い。
年齢も、もう年金をもらう年になってしまった。
ちょっと自信喪失気味のえっちゃんが、起死回生を狙ってリクエストしたのがガーネット。
ところが・・・
えっちゃんは、獅子座。
ガーネットは、一月の誕生石。
一月は、山羊座。
獅子座とは、エネルギーがまったく異なる。
獅子座は、大胆でおおらか。
親分肌で、面倒見がいい。
山羊座は、地道な努力と忍耐。
緻密な積み重ね。
まったく獅子座にはないもの。
獅子座は・・・
細かいことは、あまり気にしない。
太陽のようにパワフルで、ゴーイングマイウエイ。
いつも輪の中心にいる。
しかし・・・
このガーネットのブレスレットは、内径150mm。
えっちゃんの手首の大きさは、160mm。
どう考えても、このブレスレットでは小さ過ぎる。
たぶん、サイズを確かめないでリクエストしたのではないだろうか。
一事が万事。
極めて獅子座的。
良く言えば、おおらか。
悪く言えば、アバウト。
ガーネットは、緻密で繊細。
アバウトとは、対極にある。
緻密なえっちゃんに変身?
これから地道な努力を積み重ねる?
とてもそんなえっちゃんは、想像できないのだが・・・
たぶん、無理に努力しようとすれば、おおらかさや大胆さは影を潜めてしまうだろう。
自信に漲った獅子座は、小さくなってしまう。
今のえっちゃんのように・・・
ガーネットは、地味。
けれども、堅実。
着実で確実。
いつも支えている。
獅子座は、陰で支えるということを知らない。
いつも自分が中心。
いつも日の当たるところにいる。
太陽の星座だから、それはしかたがない。
人には親切だが、あくまで中心は自分。
相手の立場に立った親切ではない。
上からの思いやり。
細かい配慮に欠ける。
ガーネットは、この逆。
人知れず、黙って支える。
自分が目立とうとはしない。
獅子座とは、正反対。
あの深紅の色は、いのちの炎。
どのような逆境にあっても、尽きることのない生命力。
風雪に耐え、努力を積み重ねて生きるパワー。
そういう生命力を自分のものにするためのガーネット。
ガーネットが、パワーをくれるわけではない。
パワーは、元々自分のなかにある。
それを呼び覚ましてくれるのが、ガーネットや水晶たち。
共振、共鳴によって、自分のなかに潜在していたものが刺激される。
元々自分のなかに眠っていたものが、目を覚ます。
内在していたものが活性化して、表に出てくる。
どの星座であれ、本来、深い地球のいのちが宿っている。
根底を流れるものは、みな同じ。
その内在しているものを、ガーネットは刺激してくれる。
ガーネットを見ることによって、内在しているものが揺さぶられる。
揺さぶられて活性化する。
そうなると・・・
大胆かつ緻密。
繊細かつオープン。
というえっちゃんになってしまう。
まさに鬼に金棒!
(エッ、ホント?)
ガーネットは、根底を流れるいのちのエネルギー。
すべての存在を支えるもの。
日が当たるところではなく、陰ですべてを支えている。
そういう存在と一緒にいれば、自分、自分とこだわる自分が小さく見える。
いのちに自分はない。
無私。
無償。
無条件。
それが、人が本来持っているもの。
今は、精神がコマーシャリズムによって冒されているだけ。
本来のいのちの本質を忘れているだけ。
無償のいのちと共に、無償の愛が流れている。
すべてを支えて生きる。
地上の全存在を支える。
それが、いのちの役割。
そういうものが、自分のなかを流れている。
えっちゃんのなかにも、いのちがある。
常に活き活きと流れている。
絶えずいのちの炎が燃えている。
今は、そのことを忘れているだけ。
その忘れているものに気づかせてくれるのが、ガーネット。
ガーネットに限らず、他の石や水晶たち。
それぞれが持っている波動で、内在するものを刺激してくれる。
それが、ストーンヒーリングでありクリスタルヒーリング。
ガーネットが届いたら、ただガーネットと一緒にいればいい。
身に着け、見つめ、いつもそのエネルギーを感じていればいい。
そうすれば、その深紅のエネルギーが、忘れていたものを思い出させてくれるだろう。
内からいのちが蘇ってくるに違いない。
『ガーネット 自分のなかを 脈々と 流れるいのち 蘇(よみがえ)らせる』
『体内を 流れるいのち 感じつつ いのちと共に いのちを生きる』
これが日記を書き始めて2144日目の心境。
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