記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2158日目 - 人の根底にあるもの


今日の屋久島は、朝から雨になっている。
雲が低くて、空が暗い。
山の頂上は、黒雲に隠れて見えない。
気温も低い。

人の弱さの根底にあるものは、何だろうか。
それは、寂しさだろうか。
それとも、悲しみだろうか。
いずれにしても・・・

それは、ある共通の体験に根ざしている。
それは、母親からの分離。
身一つから、身二つになる体験。
母なる子宮からの別れ。

その経験は、宇宙の成り立ちを象徴している。
ひとつから多への分離。
母なる宇宙から個としての分離。
弱さの元を辿れば、それは宇宙の始まりに起因している。

人の弱さの根本原因は、宇宙の成り立ちにまで遡る。
ひとつから多への分離が、その根底にある。
だからこそ、人は常に愛を求める。
愛し愛されてひとつになることを希求する。

昔から愛の歌は、絶えない。
同時に、悲しみの歌も数知れない。
愛への憧憬と、別れの悲しみ。
ひとつのものと一体になる憧れと、ひとつのものから分離した悲しみ。

それが、人を悟りへと向かわせる。
そのために、修行や瞑想が生まれた。
ひとつに帰するために。
分離を終焉させるために。

悟りとは、差取り。
差を取り去ること。
差とは、個別性。
個であることの終焉が、悟り。

ひとつから分離して個となったことが、すべての寂しさや悲しみの原因。
だからこそ、人は分離のない愛に憧れる。
悟りを得て安心立命の境地になることを求める。
すべての源は、ひとつから離れて個となったことにある。

その個の寂しさや悲しみを救う道は、再びひとつと一体になること。
それが、悟りへの道。
瞑想のプロセス。
自己の本源への回帰。

そこまで至らないと、弱さや寂しさから自由になることはできない。
ひとつへの回帰。
それのみが、人の悲しみを終わらせる。
それは、人生の根本命題と言える。

個でなければ、自由はない。
しかし、個であることによって、全体から分離した寂しさが生じる。
この絶対矛盾を解決する道は、ただ一つ。
個であり全体であること。

それは、個でありながら全体ともつながっている状態。
個々の肉体や魂でありながら、同時に全体ともつながっている。
全体と共に個を生きる。
その時に、初めて個である悲しみから解放される。

人は、自分の弱さを紛らわすために酒に溺れる。
愛する人を求めて、出会い系サイトに走る。
しかし、いくら異性に抱かれても、個の違いが際立つ時、寂しさが忍び寄る。
共依存がもたらすものは、支配と不自由。

人は、会社人間となり、仕事に没頭し、寂しさを紛らわそうとする。
しかし、会社も仕事も、人の悲しみを解決することはできない。
個人や団体に依存しても、そこにあるのは自由の放棄。
宗教を信じることは、思い込みによって悲しみから遠ざかること。

何をしても、人は救われない。
自分の外に何を求めても、救われることはない。
自分のなかに全体を見い出すまでは、個としての寂しさが続く。
いくら酒や仕事で紛らわせても、根底では満たされないものが持続している。

自分のなかに全体を見い出すしか救われる道はない。
差を取り去るしかない。
差のない意識をベースに、差のある現実を生きる。
人は、個であり全体。

人類のすべての問題を根底的に解決する道は、これのみ。
個として生き、その自分を母親のような眼差しで見守る。
主体的に現実を創造すると共に、その全プロセスに静かに寄り添う。
それが、個であり全体であることへの道。


『幼子(おさなご)が 母から離れ とぼとぼと 歩くこの世は 悲しみの道』

『源と つながることが ない限り 人は孤独の 影に怯(おび)える』

『ふるさとは 魂であり 魂の 源遥か 宇宙はひとつ』


これが日記を書き始めて2158日目の心境。
関連記事

コメント

Re:2158日目 - 人の根底にあるもの(11/30)

救われたいけれど、どんな神様も悪魔も救うものなんてなくって、救ってくれる人も現れないと小さいときから、とずっと思っていて、
それは今も癖というか、なんというか、癖なんだけれど、思います。

でも、入院中、ストレスが続いて、その中でまっすぐに状況や目の前の人を判断なく見たときに、
その人も全ても輝いているんです。
その人のいのちの輝きというか・・・

その時、あんなにほしかった救いとかいらないのです。
何もいらないのです。
不思議だなあ、それは。
輝きしかないのです。
その人が輝いていて、いのちの波打つような力に、全ては何もいらなくなるような・・・
ちょっと日記とはずれてしまうかもだけれど・・。
周りがみんな光なんです。
救いとか救えないとかじゃないんです。
なんなんだろう、あれは。
もう世界が違う。

一人とか一人でないとか、そういう世界じゃないというか。

ただ、本当に真剣でないと、すぐ、またただのストレスと
自滅のおばちゃんになってしまうのが><;;

今もストレスマックス、絶望なのだけれどなあ。
まだまだ真剣味がないということか。

悩みや苦しみはいろいろあるけれど、複雑になってはいるけれど、
本当は本当に単純なことで、ただただ、頭で考え上げている妄想の世界にいるだけなのかもしれませんね。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

光のkimi

Author:光のkimi
屋久島で、光のガイドをしています。
光の水晶のネットショップも運営しています。
2005年から、光の時代の光の日記を書いています。

Twitter

カレンダー

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

カウンター

  
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。