記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2277日目 - 過去にはもう戻れない


屋久島では、春の花々がたくさん咲き出した。
暖かくなって、過ごしやすくなりつつある。
しかし、原発は、まだ収束しない。
いったいいつになったら解決するのだろうか。

福島原発の地元双葉町は、町ごと「さいたまスーパーアリーナ」に疎開している。
月末には、また別の疎開先へ引っ越す必要がある。
いつになったら故郷へ帰れるのか。
なかなか厳しい状況が続いている。

双葉町は、特別な産業もない出稼ぎの町だった。
そこで、原発を誘致した。
それによって、地元は潤った。
出稼ぎに行く必要がなくなった。

それは、40年前の話。
今の人たちの責任ではない。
ところが・・・
そうとばかりも言えないところがある。

その後、国からの多額の交付金を当てにして、双葉町は必要以上の道路や施設を整備した。
それによって、町の財政は極端に悪化した。
そこで、町は原発の7、8号機の誘致を決議した。
それは、毎年9億8千万円の初期対策交付金が目当てだった。

40年前と同じことを繰り返しているだけ。
物欲に耽り、困れば原発に頼る。
その結果は・・・
原発で得た以上のものを失ってしまった。

お金では買えない先祖代々の故郷までなくしてしまった。
もし戻れたとしても、故郷は放射能で汚染されている。
たぶん、第二のチェルノブイリとなる可能性が高い。
チェルノブイリ周辺は、事故後は無人の荒野と化している。

まさかこんなことになるとは、夢にも思わなかっただろう。
政府や東電の言う原発の安全性を信じていたに違いない。
もしここまで危険なことを知っていたら、いくらなんでも原発は誘致しなかっただろう。
しかし、今となっては、もう遅い。

これは、何も双葉町に限ったことではない。
原発があるところは、どこも同じようなもの。
目先の金に目が眩んで、原発を誘致したに違いない。
その結果、今は不安と共に暮らすことになってしまった。

実は、それは原発があるところに限らない。
日本全体が、原発の恩恵に浴してきた。
特に都会は、それが顕著。
危険は回避して、良いとこ取りだけをしてきた。

そのツケは、必ず払わされる。
放射能は、容赦なく都会にも降り注いでいる。
日本全体が、今、ツケを払わされている。
誰も責めることはできない。

日本全体が、物欲に走った結果。
大切なものを忘れ、目先の利益だけに目が眩んだ結果。
日本だけで飽き足らず、世界中の自然を破壊した結果。
それほどまでにして追い求めた豊かな暮らしは、今崩壊寸前になっている。

原発は、まだ解決しない。
解決しないどころか、もっとひどくなる。
犠牲者が出るのは、時間の問題。
問題は、福島原発だけにとどまらない。

これだけ原発が怪しくなっても、すべての原発を止めようという議論は起きてこない。
まだ多くの国民は、豊かな暮らしに執着している。
原発が止まれば今の暮らしが維持できないという、政府や電力会社の脅し文句に踊らされている。
まだ原発の真の恐ろしさがわかっていない。

貧乏でも健康で生きていられる方がまし、ということがわかっていない。
まだ過去の繁栄に引きずられている。
もうこれまでのような物質的繁栄は、二度と戻ってはこない。
過去は、精算するしかない。

原発から離れた被災者の方たちは、はやく元の暮らしに戻りたいと言っている。
元の場所に家を再建したいと・・・
その気持ちは、わかる。
しかし・・・

それでは、今回の大震災は何の意味も為さないことになる。
元の暮らしに戻ってしまったら、今回の大震災は単なる災難で終わってしまう。
それでは、大震災が起きた意味がない。
元の暮らしに戻ることなどあり得ないことに、多くの人はまだ気づいていない。

大津波で流されたところに家を再建すれば、また津波で流されるだけ。
そんな子供でもわかることが、どうして理解されないのだろうか。
ただ過去に戻りたいだけなのだろうか。
未来を見据える視点はないのだろうか。

山を切り開いて、高台に新しい町を再建するしかないだろう。
大津波で流されたところには、海水が浸透している。
それに、地震による地盤沈下で海面より低くなっているところもある。
そのままでは、田畑にもできない。

津波で流されたところは、すべて切り開いた山の土で覆う。
そこは、田畑や公園にする。
人は、住まないようにする。
海岸近くには、山を崩した分以上の植林をする。

新しい町作りをしなければならない。
それこそが、国家百年の計。
ただ単に元通りにしても、何も意味もない。
それでは、同じことの繰り返し。

原発は、福島だけでなく他でも事故が起きる可能性が高い。
なぜなら、福島だけでは、他の地方は自分のところは安全という幻想にしがみつこうとするから。
もう一ヶ所事故が起きれば、すべての原発が例外なく危険であることが認識される。
そうなって初めて原発全廃という話になる。

そこまでいかないと、新しい時代は始まらない。
最悪の事態は、回避される。
回避されなければ、地球そのものが危ない。
そんなことにはならない。

しかし、安易に解決されることもない。
まだまだ苦難の道は続く。
これは、序の口に過ぎない。
困難は、これからが本番。

自然のなかで、自然と共に暮らす。
自然のエネルギーを使い、安全に心豊かに暮らす。
人々の心が真に豊かになれば、無限のフリーエネルギーを使えるようになる。
人類の意識が、すべてを決める。


『大津波 過去のすべてを 流し去る 生き直すより 他に道なし』

『困難は これが始まり これからが 真の苦難の 本番となる』

『外側に 惑わされずに 内側を 光と化して 生きるしかない』


これが日記を書き始めて2277日目の心境。

関連記事

コメント

新生活は意外に面白い。

私は小さな想定外の人生をおくっている。
かなりの人がそうだろう。

離婚など考えた事もないのに、
子供3人と路頭に迷い、
借金を背負い、
そのために屋久島に住んだり、東京に住んだり・・・

身内も、友達も居ない新しい土地で生きる・・・
でも、これが意外に面白い。
思いがけなく、人生はそれなりに過ぎていく。

被災された人たちへの支援として、
沖縄への誘致もあるという。
寒い地方の人達、
南国の暮らしが出来るチャンスです。
それぞれの土地にそれぞれの良さがある。
住めば都。

でも、住まいだけでなく、
仕事も無いと不安でしょう。
各自治体は、住まいだけでなく、
ぜひ仕事も用意して差し上げて欲しい。
農業も林業も漁業も、
介護の世界も人手不足。

受け入れ側ももうひと工夫。
被災された方も、一歩前に出る勇気。
きっとなかなかいい未来が待っていると思います。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

光のkimi

Author:光のkimi
屋久島で、光のガイドをしています。
光の水晶のネットショップも運営しています。
2005年から、光の時代の光の日記を書いています。

Twitter

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

カウンター

  
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。