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2335日目 - 三泊四日の旅の最終日


三泊四日の最終日は、やはり雨だった。
昨日も、激しい雨。
優しい気持ちさんは、一人でヤクスギランドの150分コースを回ったらしい。
何度も滑って、膝を痛めてしまったとか。

北の方より南の方が、小雨という感じ。
結果、尾之間温泉の近くにある蛇の口滝へ行くことにする。
ここへ行くのは、2年ぶりぐらいだろうか。
前回は、沢が増水していて滝まで辿り着けなかった。

出発の際は、小雨が降っていた。
しかし、森の中では、ほとんど感じなかった。
途中から雨は上がった。
蒸し暑い曇り空の下を歩く。

道には、亜熱帯の植物が繁茂している。
昔は、集落や畑があったところ。
戦後、開拓民が入ったが、あまりにも条件が悪いので、みんな引き上げてしまった。
赤土の上に石ころだらけ。

1キロを過ぎたところで、崖崩れが起きている。
道が壊れて、迂回するようになっている。
その迂回路は、急な登り道。
壊れた旧道の方を歩く。

かなり危険。
一歩間違えば、崖に落ちる。
しかし、近い。
急がば、直進?

スリルを味わって、なんとか危険区域を抜ける。
ところどころに小さな滝がある。
それらを写真を撮りながら進む。
超ゆっくりペース。

かなり歩くと、炭焼き釜の跡がある。
こんなところまで?
と思うくらい集落から離れたところ。
昔の人は、歩くのは平気だったようだ。

しばらく行くと、大きなヘビがいた。
2mはあるだろう。
縞模様がある大蛇タイプ。
しかし、すぐに逃げ出す。

ヘビは、一般的にすぐに逃げる。
人間がヘビを怖がる以上に、ヘビも人間を警戒している。
ヘビが襲ってくるということはない。
ただ、突然出会うと、出会い頭にハプニングが起きたりもする。

里で畑仕事をしている人が、よくマムシに噛まれる。
山では、あまりそのような話は聞かない。
ヘビを見かけても、そんなに危険ではない。
その大きなヘビは木の陰に隠れて、うまく写真が撮れなかった。

森の中を歩いている間、ほとんど沢の音がしていた。
かなり増水している感じ。
何度か小さな沢を渡る。
少し危険だが、無事に渡り終える。

最後の大きな沢に出る。
ここは、明らかに普段より増水していた。
水に勢いがあり、かなり危険。
一歩間違えれば、流されてしまう。

さて、どうしたものか。
ここで引き返すという手もある。
前回来た時は、ここで引き返した。
その時は、お客さんは女性二人だった。

今回は、男性一人。
優しい気持ちさんが沢の水を飲んである間に、最初の岩によじ登ってみる。
なんとか行けるかな?
でも、危ないな・・・

次の岩まで行ってみる。
無理をすれば行けそう。
でも、滑れば、命の保証はない。
どうしたものか・・・

でも、なんとなく渡れそうな感じ。
思い切って渡ってみることに。
慎重に腰を低くして、岩を這うように進む。
一歩ずつ足下を確かめて、なんとか渡りきる。

でも、優しい気持ちさんは、足下がおぼつかない。
あまりこういうところに慣れていないのだろう。
都会暮らしだから無理もない。
自分が渡るより、見ている方が心臓に悪い。

登山靴を水に濡らしながら、なんとか渡りきる。
めでたし、めでたし。
と言ったら・・・
帰りがたいへんそうですね、と言われてしまった。

雨が降らないことを祈るしかない。
これ以上増水したら、本当に危ない。
沢に流されたら助けようがない。
岩だらけの急流なので、手の施しようがないのだ。

帰りのことは、また帰りに考えよう。
とりあえず、蛇の口滝を目指す。
滝は、もうすぐ。
ここまで来たら、絶対に見ないと・・・

蛇の口滝は、すごい迫力だった。
これまで見た蛇の口滝とは、違っていた。
これまで見たのは、水量が少しだけの滝。
ぜんぜん迫力のない滝だった。

今回は、上の方から水が流れ落ちていた。
すごい、すごい。
はるばる危険を冒して来た甲斐があった。
優しい気持ちさんも、十分に満足した様子。

カッパや長靴を脱いで、裸足になる。
岩伝いに横に歩いて、まずは滝の写真を撮りまくる。
それが一段落したら、記念撮影。
優しい気持ちさんと交互に撮り合う。

なかなか良い写真が撮れた。
何と言ってもバックが抜群。
誰がモデルでも、すてきな写真が撮れる。
危険を犯す勇気があったら、お薦め!

岩伝いに少し下流へ向かう。
大きな岩の上で横になる。
水の振動が、全身に伝わる。
振り返ると、優しい気持ちさんは瞑想していた。

今、地震が起きたら?
この岩と共に流されるのだろうか。
真下は、急流。
まず命はない・・・

しかし、地震は起きなかった。
まだ役に立つと、神様は認定されたのだろうか。
まだまだこれから。
一働きも二働きもしないと・・・

かなりゆっくり休憩。
そのうちに雲行きが怪しくなってきた。
滝の上にガスがかかり始めた。
雨が降ったらまずい。

滝に別れを告げて、帰路に就く。
さて、沢はどうなっているだろうか。
無事に渡れるだろうか。
今日は優しい気持ちさんが屋久島を離れる日なので、アクシデントがあっては困る。

慎重に沢を渡り始める。
こちらは、思ったよりも楽に渡れた。
でも、優しい気持ちさんは・・・
見ている方が、怖かった。

なんとか二人とも無事に沢を渡り終える。
行きよりも帰りの方が楽だった。
一度経験しているので、少し慣れたのだろうか。
ホッとして振り返ると、蛇の口滝の上の部分が見えた。

すごい迫力で流れている。
前回来た時は、この流れだけを見て引き返した。
でも、今回は渡渉成功。
ブラボー!

帰る途中で、かなり高齢の男性と会った。
山慣れしている感じで、どんどん歩いていった。
次に、休んでいる若い女性に会った。
こちらは、ハイキングの雰囲気。

これから暗くなったら、危ない。
ライトもないとのことで、道に迷う可能性がある。
沢渡りも危険この上ない。
そういうことを、詳しく説明。

無理をしないで、危ないと思ったら引き返すように話す。
一人は、最も危険。
遭難しても誰も助けてはくれない。
暗くなれば、迷いそうなところがいっぱい。

彼女と別れて、ひたすら歩く。
汗が、玉のように噴き出る。
こんなに汗をかくのは、久しぶり。
途中の小さな沢で顔を洗うと、肌がスベスベになっていた。

優しい気持ちさんは、膝が痛そう。
昨日、古傷を痛めてしまったらしい。
昨日に続いて、今日も予想以上に歩くことに。
普段はほとんど歩いていないので、ハードな様子。

やっと尾之間温泉に着く。
さっそく温泉に入る。
まだ3時過ぎなので、温泉は空いていた。
温泉を頭から浴びると、気持ちいいー!

熱い温泉に短時間入る。
疲れが吹っ飛ぶ。
森を歩いて、汗をかいて、水を飲んで、温泉に入る・・・
健全そのもの。

温泉を出て、草木染めの店へ行く。
こちらは、オーガニックコットンのTシャツを持参。
2枚染めてもらうことに。
優しい気持ちさんは、自分用のTシャツを購入。

それから、無農薬のお茶屋さんへ。
優しい気持ちさんは、抹茶のソフトクリームを食べる。
お土産のお茶を買って、kimi水晶館へ。
優しい気持ちさんは、屋久島三回目で初めてのkimi水晶館。

ゆっくり水晶やビーズを見てもらうつもりだったが、意外と時間がなかった。
それでも、自慢の美しい水晶やビーズ類の一部を見てもらう。
優しい気持ちさんは、以前から気になっていたゴールドルチルのペンダントトップをゲット。
お土産にアメトリンのペンダントトップも。

気がつくと、5時半になっていた。
飛行機は、6時出発予定。
そろそろ家を出ないと間に合わない。
自宅から空港までは、5分とかからないが・・・

チェックインをして、余裕で荷物を詰め直す時間があった。
こうして三泊四日の三度目の屋久島の旅が終わった。
別れに、またすぐに戻ってきますと握手をする。
屋久島に移住すればいいのに・・・


『増水の 危険な沢を 渡りきり われ感動し 滝を眺める』


これが日記を書き始めて2335日目の心境。


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コメント

やっぱりいいなあ屋久島♪

素敵そうなところは日本中いっぱいある。
ハワイもアラスカも魅力的。
ハワイなど季節によれば屋久島と同じ位の費用で、
時にはもっと好条件で楽しめるらしい。
屋久島によく似た雨の多いハワイ版虹の島も素敵そう。

でも何だろう?
なけなしのフトコロを搾り出して行こうと思うのは屋久島。
北海道も沖縄も行ったことがないくせに、
また屋久島に行こうとしている。

イッパイおしゃれな服をもらっても、
擦り切れた着慣れたTシャツが着たい気分に似ている?

さほど美人でもない隣のミヨちゃんが好きという気分・・・・かな?

なぜか解らないけど、
やっぱり六月に屋久島ツアーを計画して、
今、ワクワク気分に満たされています♪

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プロフィール

光のkimi

Author:光のkimi
屋久島で、光のガイドをしています。
光の水晶のネットショップも運営しています。
2005年から、光の時代の光の日記を書いています。

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